ドクタートロン療法（高電界療法）は東洋医学の思想を原点に、西洋医学の技術を応用し開発された治療法です。
東洋医学の基本は心身一如にあります。
からだに何か不調がおきるのは、からだのバランスが崩れていると考えます。
からだのバランスを保つのは「気」「血」「水」と呼ばれる3つの要素です。
「気」はからだと精神の活動に必要なエネルギー。
「元気」「気力」などと言われるように、「気」は目には見えないが、生命活動の源です。
「血」はその字の通り、血液。
からだをめぐることで、栄養や酸素・ホルモン・老廃物を運びます。
「水」は、体液や分泌液。血液以外のからだに必要な水分が、「血」と同様、からだに栄養を与えたり、不要なものを排出して、活動を支えます。
西洋医学の技術とは、高圧電界の中に人体を置く治療方法。
西洋医学の知識では未だ作用の解明までには及んでいないが、この治療で体調が良くなることは知られています。
医学の源流古代ギリシャのヒポクラテス（紀元前460年頃）は『からだ自体に不調を治す働きがある』と指摘したように、人体には自然治癒力が備わっています。
ドクタートロン療法は、絶縁状態の人体に、最大14,000Vの交流電圧の電界をつくり、マイナス3対プラス1の比率で体に働きかけ、酸性に傾きかけた血液を弱アルカリ（ph7.4）の血液にすることで、体のバランスを保ちます。
近年血液と体温、体温と治癒力の関係が解き明かされてきました。